グリコヘモグロビンHbA1c測定器 SD A1cCareシステム

ヘモグロビンA1cの検査の重要性

  • ● ヘモグロビンA1cの検査は 過去1-2ヶ月間の平均血糖数値を表します。これにより、血糖管理状態の把握ができます。
  • ● 長期間の高血糖は糖尿合併症のリスクを伴います。
  • ●ヘモグロビンA1c検査により糖尿患者と専門医師とで管理状態を共有できます。適切な管理を行うことで糖尿患者はヘモグロビンA1cレベルを正常なレベルに戻すことも可能となります。



測定原理

緩衝液容器に血液を添加すると赤血球が溶解されヘモグロビンA1cが抽出されます。ヘモグロビンA1cは スポイト中のラテックスと結合し、HbA1c-Latex分子はメンブラン上のテストラインに生成される、これをHbA1cレベルを独自の測定法により定量化し、%HbA1c値を表示します。

特長点




オプション

プリンタ
ラベル用紙に測定値をプリントします。

バーコードスキャナー
検体のバーコードをスキャンして測定結果にバーコード情報を追加します。

SD HMS(HbA1c 管理プログラム)
PCを用いたHbA1cの管理用プログラムです。




SDA1cCareシステムはNGSP・IFCCにて認証されています。

SD A1cCareシステムは国際診断検査標準及び臨床検査において、標準協議(CLSI)が定めた条件で実験を行い、NGSPとIFCCから認定されました。




臨床評価レポート(NGSP)

NGSPでのHbA1cテスト概要:
試験装置比較および偏差評価
40個の検体を用い試験装置の結果とSRL(Second Reference Laboratory) の標準装置と比較

試験装置と標準装置を比較した結果、NGSP規定を満たし、SD A1cCareシステムはNGSP認定されました。
- NGSP認定規定: 40個テスト検体のなか37個以上がNGSP SRL平均値の±7%範囲内に存在
- SD A1cCare テスト結果: 38個がNGSP SRL平均値の±7%範囲内に存在




臨床評価レポート(IFCC)




システム構成

SD A1cCare システムパッケージ

測定分析装置テストキット(Bタイプ) HbA1cコントロール(オプション)



SD A1cCare システム構成

測定分析装置テストキット(Bタイプ)HbA1cコントロール(オプション)
- A1cCare 測定分析装置
- チェックストリップ
- AC アダプタ
- 取扱説明書
- クィックガイド
- テストセット X 20
- 緩衝液容器X 20
- コードチップ
- 取扱説明書
- HbA1c コントロールレベル 1 X 10
- HbA1c コントロールレベル 2 X 10



測定方法







製品仕様

測定方式Advanced Immunoassay
測定項目 ヘモグロビン A1c(HbA1c)
測定時間3 minutes
採血量5 μl
血液種類 全血 (毛細管血 & 静脈血 抗凝固剤処理済み)
測定結果範囲4 ~ 15% (20 ~ 140 mmol/moL)
測定可能な Hb許容範囲7 ~ 23 g/dL
赤血球容積比(HCT) 許容範囲25 ~ 65%
表記方式NGSP, IFCC, JDS, Mono-s
再現性≥ 0.98
精度CV < 3% (all ranges)
有効期間 (テストキットB)18ヶ月
作動原理15 ~ 32°C (59 ~ 90°F)
保管温度 (テストキットB)1 ~ 30°C (34 ~ 86°F)
メモリ1000個
サイズ / 重さ

163 x 96 x 56(mm) / 450g (バッテリ含む)

アクセサリ プリンタ、バーコードスキャナ
  • ※ ご使用の際は、取扱説明書をよくお読みのうえ正しくお使いください。
  • ※ 掲載の仕様は、改良のため予告なしに変更することがありますのであらかじめご了承ください。

PDFカタログは下記と成ります。